滋賀県彦根市地域の総合医療および健康福祉サービスを提供する地域に密着した総合病院です。

電話番号 0749-23-1800

人間ドックのご案内

検査表のみかた

検査表のアルファベットの意味
A異常なし異常ありません。
Bほぼ正常わずかに異常を認めますが、日常生活に差支えありません。
C要経過観察
生活改善
軽度の異常を認めます。経過観察が必要です。
D1 要治療治療が必要です。
D2 要再検・
精検
再検査または精密検査が必要です。
E治療中 

身体測定

腹囲:メタボリックシンドロームの診断基準では、
男性85.0cm以上、女性90.0cm以上を異常としています。
BMI値:BMI値は、身長に見合った体重かどうかを判定する数値です。
BMI(ボディマス指数)測定方法

体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
例)体重が70kgで身長170cmの場合、70kg ÷ 1.7m ÷ 1.7m = 24.2 で、BMIは24.2となります。

BMI値
状態低体重(やせ)基準肥満高度肥満
BMI値18.5未満18.5~24.925.0以上40.0以上

BMI22.0を標準体重としており、BMI25.0以上で肥満、BMI40.0以上は病的肥満です。
BMIが40.0を超えた場合、治療や精密検査が必要なことがありますので、医療機関を受診してください。腹囲、BMI値が基準値を超えている場合はメタボリックシンドロームの可能性があります。

血圧測定

血圧値
状態低血圧正常正常高値高血圧
収縮期血圧(mmHg)90未満90以上、130未満130以上、140未満140以上
拡張期血圧(mmHg)基準値なし85未満85以上、90未満90以上

収縮期血圧140~149mmHgまたは、拡張期血圧90~94mmHgでは6ヶ月間、
収縮期血圧150~159mmHgまたは、拡張期血圧95~99mmHgでは3ヶ月間、
生活習慣を改善し、血圧を毎日測る習慣をつけてください。
正常値にならない場合は、医療機関を受診してください。

収縮期血圧160mmHg以上、または、拡張期血圧100mmHg以上の方は、医療機関に相談してください。
特に収縮期血圧180mmHg以上の方は、すぐに薬物治療の対象となります。

内科診察

頚部触診 甲状腺の腫大などがないか調べます。
異常がある場合、甲状腺超音波検査や血液検査が必要です。
リンパ節の触診 頚部、腋窩、ソケイ部のリンパ節を調べます。
炎症や悪性腫瘍があるとリンパ節が腫大することがあります。
異常がある場合、医療機関に相談してください。
胸部の聴打診 心臓や肺の病気の有無を調べます。
心雑音や不整脈がある場合は、心臓超音波検査やホルター心電図検査が必要です。または、循環器内科を受診してください。
肺に雑音がある場合は、胸部CT検査や呼吸機能検査が必要です。または、呼吸器内科を受診してください。
乳房の触診 乳がん検診の一部です。乳腺症や乳がんをみる検査です。
異常があれば、乳腺超音波検査やマンモグラフィーが必要です。
腹部の触診 腹部の圧痛や腫瘤の有無を調べます。
異常があれば、医療機関に相談してください。
腹部CTが必要な場合もあります。
足背動脈の触診 動脈硬化を調べる検査です。動脈硬化が進むと足の脈が弱くなります。
異常があれば、動脈硬化検査を受けてください。

尿検査

腎臓や尿路系の病気で尿タンパクや尿潜血が出現します。
また、糖尿病では尿糖が陽性になります。

尿検査異常値
尿糖尿タンパク尿潜血
1+ 以上2+ 以上2+ 以上

腎炎糖尿病腎症などが考えられますが、体質的にこれらが陽性になることもあります。

尿沈査:尿中の細胞成分などを調べます。正常でも細胞成分が多少混入することはあります。
異常な成分がみられた場合には、さらに細かくみるために尿細胞診という検査を追加することがあります。

便検査

便潜血:便に血が混ざっていると陽性になります。
陽性(+)の場合は、消化管の出血性の病気大腸ポリープ大腸がんなどが考えられます。大腸内視鏡検査を受けてください。

肺機能検査

%肺活量:性別、年齢、身長から算出された予測肺活量に対して、肺活量が何%であるかを調べます。
80%以上が基準値で、79%以下では、肺のふくらみが悪いことを意味し、間質性肺炎肺線維症などが考えられます。
1秒率:最大に息を吸い込んでから一気に吐き出すとき、最初の1秒間に何%の息を吐き出せるかを調べます。
69%以下では、肺気腫慢性気管支炎などが考えられます。
喫煙の影響が大きいです。

血液検査

腎機能検査

クレアチニン
クレアチニン(Cre)
性別基準値(mg/dl)
男性0.65~1.00
女性0.46~0.70

クレアチニンは、アミノ酸の一種であるクレアチンが代謝されたあとの老廃物です。筋肉量が多い程その量も多くなるため、基準値に男女差があります。

腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。
数値が高いと、腎臓の機能が低下していることを意味します。
基準値は年齢によって異なります。

当院の人間ドックでは、<慢性腎臓病のステージ分類>に従って判定しています。

尿酸(UA)

尿酸
尿酸(UA)
性別基準値(mg/dl)
男性3.6~7.0
女性2.7~7.0

尿酸は、タンパク質の一種であるプリン体という物質が代謝された後の残りかすのようなものです。
この検査では、尿酸の産生・排泄のバランスがとれているかどうかを調べます。

高い数値の場合は、高尿酸血症といいます。高い状態が続くと、結晶として関節に蓄積していき、突然に関節痛を起こします。これを痛風発作といいます。また、尿路結石も作られやすくなります。

尿酸値9.0mg/dl以上は、痛風を起こす可能性が高くなりますので、薬物療法が必要です。

脂質系検査

コレステロール・中性脂肪
HDLコレステロール
性別基準値(mg/dl)
男性40~80
女性40~90

善玉コレステロールと呼ばれるもので、血液中の悪玉コレステロールを回収します。
少ないと、動脈硬化の危険性が高くなります。

LDLコレステロール
性別基準値(mg/dl)
男女70~139

悪玉コレステロールと呼ばれるものです。
LDLコレステロールが多すぎると、血管壁に蓄積して動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めます。
LDLコレステロール値180mg/dl以上では、心筋梗塞や脳梗塞発症の可能性が高くなるため、薬物療法が必要です。

中性脂肪(TG)
性別基準値(mg/dl)
男女50~149

中性脂肪(TG:トリグリセリド)は、体内の中で最も多い脂肪で、糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。
数値が高いと、動脈硬化を進行させます。
検査前日の食事によって変動がみられます。

糖代謝系検査

空腹時血糖値・HbA1c
空腹時血糖値
性別基準値(mg/dl)
男女70~109

血糖とは血液中のブドウ糖のことで、エネルギー源として全身に利用されます。
測定された数値により、ブドウ糖がエネルギー源として適切に利用されているかがわかります。
数値が高い場合は、糖尿病が疑われます。

HbA1c
性別基準値(%)
男女4.3~5.8

HbA1c(ヘモグロビン・エーワン・シー)は、過去1~2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかります。
HbA1c値6.5%以上なら、糖尿病が疑われます。
NGSP値では、4.7~6.2%が基準値とされています。

空腹時血糖値または、HbA1cのいずれかが基準値を超えた場合は、糖負荷検査が必要です。

血球系検査

赤血球数・血色素・ヘマトクリット・白血球数・血小板数
赤血球数(RBC)
性別基準値(万/μl)
男性438~577
女性376~516

赤血球は肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目を担っています。
赤血球の数が多すぎれば多血症、少なすぎれば貧血が疑われます。

血色素(Hb)
性別基準値(mg/dl)
男性13.6~18.3
女性11.2~15.2

血色素(Hb:ヘモグロビン)とは赤血球に含まれるタンパク質で、酸素の運搬役を果たします。
減少している場合、鉄欠乏性貧血などが考えられます。

ヘマトクリット(Ht)
性別基準値(%)
男性40.4~51.9
女性34.3~45.2

血液全体に占める赤血球の割合をヘマトクリットといいます。
数値が低ければ鉄欠乏性貧血などが疑われ、高ければ多血症脱水などが考えられます。

白血球数(WBC)
性別基準値(μl)
男女3500~9700

白血球は、細菌などから体を守るはたらきをしています。
数値が高い場合は細菌感染症にかかっているか、炎症、腫瘍の存在が疑われますが、どこの部位で発生しているかはわかりません。
たばこを吸っている人は高値となります。

血小板数(PLT)
性別基準値(万/μl)
男女14.0~37.9

血小板は、出血したとき、その部分に粘着して出血を止める役割を果たしています。

感染症検査

CRP・梅毒反応・HBs抗原・HBs抗体
CRP
性別基準値(mg/dl)
男女0.30以下

細菌・ウイルスに感染したり、がんなどにより組織の障害がおきたり、免疫反応障害などで炎症が発生したときなどに、血液中に増加する急性反応物質の1つがCRPです。

ガラス板法
または、疑集法
<梅毒反応>

梅毒に感染しているかを調べます。ただし、結核、膠原病など梅毒以外でも陽性になることがあり、これを生物学的擬陽性といいます。
陽性の場合は、内科を受診して精密検査を受けてください。

HBs抗原

B型肝炎ウイルスに感染していないかを調べます。
陽性の場合は、現在B型肝炎ウイルスが体内にいることを意味します。内科を受診してください。

HBs抗体

過去にB型肝炎ウイルスに感染していたら、B型肝炎ワクチン接種があると陽性になります。

乳がん・子宮がん検査

乳がん検査・マンモグラフィー乳腺

X線検査(マンモグラフィー)では、カテゴリー1~5に分類されます。
多くの場合、カテゴリー3では経過観察か精密検査、カテゴリー4・5では精密検査が必要となります。

カテゴリー1 異常ありません。
カテゴリー2 石灰化した繊維腺腫、乳管拡張症などによる多発石灰化、脂肪腫、乳房内リンパ節、豊胸手術による影響など、明らかに良性と診断できる所見です。
カテゴリー3 良性の可能性は高いが、悪性の可能性も否定できない場合です。
超音波検査などの追加検査が必要です。
カテゴリー4 悪性の疑いがあります。悪性の可能性が高い病変で、他の検査が必要になります。
カテゴリー5 ほぼ乳がんと考えてよい病変があります。さらなる検査が必要です。

子宮がん検査(細胞診)

子宮頚がんの早期発見につながります。
膣炎などの感染がわかります。クラス1~5に分類されます。

クラス1 異常ありません。
クラス2 炎症細胞などの異常細胞を認めるが、悪性所見を認めず、良性と考えられます。
クラス2の場合でも、再検査を行うことがしばしばあります。
クラス3a 良性の可能性が高いが、悪性の可能性も否定できない場合です。
超音波検査などの追加検査が必要です。
クラス3b 悪性の可能性が高いです。
クラス4 悪性の疑いがあります。悪性の可能性が高い病変で、他の検査が必要になります。
クラス5 ほぼ悪性と考えてよい病変があります。さらなる検査が必要です。
人間ドックについてのお問い合わせ
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